[社会の窓]ジェット二宮金次郎
これまで、横浜トリエンナーレ、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ(開催の翌年に鑑賞)、ベネッセアートサイト直島など、周辺地域や街が一体となって、アートを作り上げていくイベントを鑑賞してきた。
そして、今回、久しぶりに、3日間かけて「中之条ビエンナーレ」を鑑賞。
一部不満もあったが、それ以上に、充実した時間を過ごすことができたと思う。
こうしたイベントで、いつも感じるのは、斬新な発想、意外な組み合わせなど、可能性は無限にあるのだ…ということだ。
すごく単純でも、「あぁ、こう来たか~」と、気付かされることが少なくない。
今回初めて見た、「ジェット二宮金次郎像」もそのひとつ。
実は、これは、今回の作品ではなく、調べてみると、以前話題になっていたこともあるようだが、こういう発想は、とても面白い。
二宮金次郎像といえば、ぱっと思いつく姿で固定化してしまいがちだが、これを背中にジェットエンジンを付けて、飛ばしてみよう…とは、普通だったら思わない。
新鮮な発想に出会えると、なぜかちょっと嬉しくなる。