[社会の窓]山手線渋谷駅改良工事
昨日と今日、山手線渋谷駅改良工事によって、山手線の内回り電車が一部区間終日運休した。
昨日、渋谷駅で作業をしている人たちの様子をしばらく眺めていたが、まず、人の多さにあらためてびっくりした。


これぞ“人海戦術”といった感じで、この工事は、多くの作業員によって支えられていることがよくわかる。
昨日と今日は、鉄道ファン(マニア)の大きなお友達(自分も含む)は、臨時列車をはじめ変わった運用を追ってドタバタした。
また、この区間を利用しようとしている一般の人たちにとっては、普段とちがう状況に戸惑ったり、迷惑に感じた人もいるかもしれない。
でも、この工事の関係者たちは、工事の影響を最小限に抑えるために、なんとか、この2日間にあらゆる作業を詰め込んだはずだ。
おそらく年単位で、たった“2日間”でこなす作業を、それこそ分単位で計画し、その準備を続けてきたに違いない。
そして、いまたくさんの作業員の皆さんが、無事に完了させるという目標に向かって作業をしている。
作業の準備をしてきた関係者には頭が下がる思いだ。
そう考えると、工事関係者に対して、つい贔屓目に思えてしまって、利用者には、せめて2日間だけでも不便さを受け入れてほしいと思ってしまう。