6285 花見にモザイク
昨日、散歩に出かけた公園は、大勢の人たちで賑わっていた。
もうすっかりかつての日常が戻ってきたかのようだ。
しかし、感染の再拡大がはじまった今、花見も例外ではなく、レジャーシートなどを敷いた花見は禁止されている。
そうした呼びかけに対して、今年は例年とは違ったお花見の風景となっている。
座って花見に興じる人たち…いくら禁止と言われても、一定数はどうしても出てくる。
多くの人たちが自粛をする中で、”あえて”レジャーシートを広げる人たち。
どうしたって、快くは思えない。
もともと,家族連れなどの花見は、季節を感じさせる微笑ましい光景であったはずなのに、モザイクでも入れないと、いけないというのは、ちょっとさみしい。
テーブルベンチが使用できないようにしている前で、レジャーシートを広げて、楽しそうに食事をしながら談笑している光景は、今の状況を象徴するものだと思う。
要請を守り自粛する人たちと、自分たちくらいいいだろう…自分には関係ないとする人たち。
もともと、価値観を共有できない人たちは一定数いるのは意識していたが、新型コロナウイルスは、それをよりあからさまなものにしたような気がする。