6067 早まる発表時間に来週を予感

新型コロナウイルス

え、もう発表!?
え、もう発表!?

えっ、もう発表されたの?

…というのが最初の印象だった。

もちろん、連日100人超えたということも気になったが、それよりも気になったのは、午前中のかなり早い時間に、前日の感染者数が発表されたことだった。

以前は夕方くらいに発表が速報で伝えられて、それを受けての記者会見という流れだった。

それが、最近は、少しずつ数字が伝わってくる時間が早まって、昨日は昼過ぎくらいで、やけに早いな…と思ったら、今日は、ついに午前になってしまった。

こんなにも早い発表というのは、数字が集まってきた段階で100人を越えたという速報だけで、正確な数字の発表は夕方になるのだろうと思ったら、そのまま124人で確定してしまった。

これはいったいどういうことだろう?

先日話題になった「“乗せる”発言」との関係を考えてしまう。

発表前に報道陣に囲まれた小池百合子都知事は「今日もかなり多いと報告を受けている。60人台に乗せると聞いています」と発言。この〝乗せる〟という表現に困惑が広がっている。
感染者数が60人台に“乗った”ならわかるが“乗せる”は、意識して“操作”したと取られてもおかしくない。

それだけに、公表時間を早めて、少しでも数字を平準化しているのではないかと思えて仕方がない。

こんなことを続けていたって、発表を早める時間だって限界はあるだろうと思ったが、この週末の都知事選挙を乗り切るのが目的…と考えれば、合点もいく。

感染者数は、選挙の行われる日曜日まではだいたい同じような数字でまとめられ、決して150とか200の大台に“乗せる”ようなことはないだろう。

そして、残念ながら現職が都知事に当選し、月曜日もしくは火曜日に感染者数が一気に激増するという流れで確定だろう。

暗澹たる思いがする。

Posted by ろん