5599 レオパレス伝説
レオパレスの施工不備問題は、対象の物件に住む人に対して転居を求めるという話になったことで、一挙に大きな話題になってきた。
ただ不思議なのは、去年からニュースになっていたにも関わらず、なぜここまで問題を引っ張ってきたのか?…ということだった。
年度末の引っ越しのしづらい最悪のタイミングだ。
さらに不思議なのは、以前から壁の薄さなどが広く知られていたのに、組織的な施工不備についてまで誰も調べようとしなかったことだ。
“レオパレス伝説”なるネタが、ずいぶん前から、掲示板などで話題になっていた。
ちなみに、この記事は2013年に投稿されたものだ。
- エアコンが勝手に切れる
- チャイムならされたと思って玄関を開けたら、四軒隣の部屋だった
- チャイムが聞こえ今度こそはと思ったけど、やっぱり隣の部屋だった
- チャイムを鳴らしたら住人全員が出てきた
- ティッシュを取る音が聞こえてくるのは当たり前、携帯のポチポチが聞こえることも
- 爪切りの音も聞こえる
- 納豆をかき混ぜる音も
- 壁ドンしたら壁に穴が開いた
- というか、穴が開いたあとも開くまえと聞こえてくる音は変わらなかった
- 壁に画鋲をさしたら隣の部屋から悲鳴が聞こえた
- 隣二部屋を借り、「これで防音ばっちりだ」と思ったが、さらにその向こうの部屋の音が聞こえてきた
- 右の隣の部屋の住人が屁をこいたら、左の部屋の住人が壁ドンしてきた
- すかしっ屁の音が聞こえる、というか臭いもする
- だけど家賃6万
- 業績悪化でさらに壁が薄くなる
- 将来的には壁がなくなる可能性も
どれも“秀逸”で、印象的なものばかりだ。
- 隣の部屋の住人がスピードラーニング聞いてたらその棟に住んでる全員英語ペラペラになった
というのも後から加わったりして、すっかり大喜利状態になってしまった。
そのせいで、問題の本質に、誰も気付けなかった…ということだろうか?