5078 パンク修理を”手伝う”
これまで自分で直していたから、パンク修理のために自転車屋に行くなんて、初めてだった。
場所もうろ覚えだったので、自転車屋までは、ちょっと遠回りしてしまった。
パンクの修理を頼むと、自転車屋の親父さんは、手際よく、チューブを取り出し、水の中につけて、穴の位置を特定して塞いだ。
すぐに終わると思ったら、何やら手間取っているようだ。
タイヤの内側にチョークで印をつけて、そこに一生懸命押し込もうとしたり、引っ張り出そうとしたりしている。
どうやら今回パンクの原因となったものが、タイヤに刺さったままだったようで、それを取り出そうとしいるようだ。
しかし、どうしても取り出せない。
しばらくしたら、懐中電灯を持ってきて、さらに良く見ようとしたが、見えないようだ。
「手伝ってもらえる?」
こんなことって普通あるのか聞いてみたら、めったにないと言われた。
悪戦苦闘すること十数分…なんとかタイヤに刺さった”トゲ”のようなものを取り除くことができた。
それでも、料金は800円で、通常のパンク修理と同じ。
頼んでよかった。