[社会の窓]池袋ハロウィンコスプレフェス2016
今日の池袋は、いつもとはちょっと雰囲気が違っていた。
「池袋ハロウィンコスプレフェス2016」が開催され、コスプレした人たちが池袋駅東口を歩き回っていたからだ。
会場のひとつ、中池袋公園のステージを見学した。
わずかな時間ではあったが、なんとなく感じたこと…。
それは、会場が盛り上がってる感じがしない…ということだった。
司会者の掛け合いなどは楽しい感じだったが、集まってた聴衆は、それほど盛り上がってる感じはなく、むしろ静かな感じすらした。
ステージには、多少目をやる程度で、 多くは、自分たちが被写体になることや、一緒に来た友人たちとの会話が忙しい。
だからといって、まったく気にしていないというわけでもなく、この場の”雰囲気”を楽しんでる感じなのだ。
うまく表現できないのだけど、その楽しみ方のイメージは”緩さ”だ。
あくまで、自分なりの楽しみ方で参加であり、参加者の多くがそんな感じだから、最初から最後まで無理がない…そんな雰囲気を感じた。
ハロウィンが、徐々に季節の行事のひとつとして定着してきた感がある。
正確に言えば、ほんとうの意味でのハロウィンではなく、もともとのハロウィンでは、子どもたちが、魔女やお化けに仮装するという風習を、”コスプレ”と解釈した点において、日本の行事に変化したというふうにも見える。
今後、ハロウィンのコスプレがどう変化していくか、ちょっと興味が出てきた。