4938 エレベーター用非常備蓄ボックス

社会・政治・事件

エレベーター用非常備蓄ボックス勤務先のビルのエレベータに、小さな箱が置かれるようになった。

非情報BOXと書かれたその箱は、特に用途らしいことは書かれてないが、その箱の目的は理解している。

もちろん、災害等何らかの原因で、エレベーターに閉じ込められた際に使用するモノが入っているのだ。

いったい何が入ってるんだろう?

調べてみたら

水・食料・携帯トイレ・救急用品・ブランケット・ライト・ホイッスル・ラジオ

たしかに必要なモノばかりだ。

他のメーカーのも見てみる。

エレベーター用防災椅子」とか「昇太郎(救命備蓄品収納ボックス)」、「エレベーター用備蓄ボックス」といった名前で、いろいろな商品がある。

文字通り、ふだんは椅子として使えたり、収納品のなかに、消臭スプレーなどが入っていたりと、違いもあって興味深い。

いずれの商品も、どういったモノが入っているかは、その箱自体に書かれていなようだったのが、ちょっと気になった。

エレベーター内での閉じ込め事故は、決して他人事ではない。甚大な災害が起きたとき、すぐに救出してもらえるとは限らない。

だから、いざって時に、こうした箱の存在を意識させるためにも、箱の内容を表に書いておいてもいいんじゃないか…と思った。

あと、気になったのは、スマートフォンのための充電器とかバッテリーなどがあればいいのに…と思った。

維持するのは大変だろうから、難しいのかもしれないけど、通話ができなくとも、メール等で外部との連絡できる手段が確保されていれば、閉じ込められた人たちにとっても、精神的な安心感は計り知れないはずだ。

Posted by ろん