4665 中伊豆での休暇
昨日は西伊豆に泊まり、今日は軽く観光しつつ帰路へつく。
宿に向かう途中、道路沿いに「工場見学」と広告が出続けていたこともあり、ちょっと気になったので寄ってみることにしたのは、伊豆なのに「”東京”ラスク」の工場である。
到着してみると、まだ昼前だというのに、駐車場にはけっこう車が入っている。
建物入り口には、謎のシイタケの像、野菜やきのこの即売会など、ラスクとは関係ない分野が盛り上がっていた。
写真は人が減ったのを見計らって撮ったので、少なめに見えるが、店内は、けっこうごった返していた。
ラスクをはじめ、たくさんの商品が並ぶ奥に、工場がある。
もっとも、工場といっても、そもそも、ラスクが、フランスパンを切って焼くだけだから、見学というほどの内容はなく、ガラス越しに軽く眺めるだけだ。
お目当ては、製造時に欠けたラスクを安値で提供する「ふぞろいラスク」。
ちゃんとあって良かった。
試食はもちろん、無料でコーヒーやジュースなども振る舞われ、太っ腹の良さ?を見せつけられた。
ここで、会社向けのお土産を買う。
普通ならまず買わないが、”しいたけマドレーヌ”。
ほんとうにしいたけが入っていた。
あまり時間がなかったので、コーヒー一杯をいただき、ちょっと後ろ髪引かれる思いで、東京ラスク 伊豆ファクトリーを後にする。
いちご狩り…実は生まれて初めて。
受付を済ますと、ふたたび自分の乗ってきた車に乗って、指定された軽トラの後を付いていくよう指示される。
いちごを栽培しているビニールハウスまんべんなくローテーションさせるためだろう。
連れて行かれた場所は、ちょっと離れた31と書かれた、ビニールハウス。
ビニールハウス入口で、練乳とヘタ入れが一体になった容器を手渡される。
特に入場時間のチェックをするでもなく、ビニールハウスの中へ。
すでに先に入っていた人たちが、次々といちごを見つけては食べている。
ハウス入口付近は少なめだったが、真ん中より先の方は、かなり大きないちごも残っていた。
どれも、とても美味しい。練乳もいらないくらいだ。
30個くらいは食べただろうか。
ビニールハウスのなかには、アマガエルの姿もあった。
おなじみの色をしているカエルもいたが、なかには、まるでいちごの色に染まったような、イチゴ色のようなカエルもいた。
意外とすぐにお腹いっぱいになってしまい、結局は20分ほどでビニールハウスを出てきてしまった。