4639 任天堂、ちょっとセコイ?
自宅の Wii は、もっぱら、体重計と化し、毎週、体重やBMIを記録するためだけに使っている状態だ。
年末に放送された、絶対に笑ってはいけない名探偵24時!を見て、ふと思い出した。
久しぶりに、スーパーマリオブラザーズで遊んでみたい…。
でも、わざわざ高いお金を出して買うのもなぁ…なんて思いつつ、どうやったら、できるのだろう…と調べてみたら、インターネットに接続した Wii でダウンロードして購入ができるらしい。
ネットで検索すると、たしかに昔懐かしいタイトルが出てきた。
でも、値段がわからない。なんでだ? 隠してるっぽい。
さらに調べてみたら、メーカーとは関係ないところで、500円とわかった。
これなら、気軽に買える!
とりあえず、Wii を立ち上げて、ネットへ接続してみる。
じゃあさっそく買ってみよう。
514円…。
あれ?何だろうこの金額…。
購入は、”Wiiポイント”なるものを使うようだが、このWiiポイントは、クレジットカードで購入することができる。
Wiiポイントの購入画面を見て驚いた。
まぁ、Wiiポイントと言っても、単純に単位はそのまま円と言い換えることができるもので、なんてことはない、最低1,000円分を購入しないと、ゲームを入手できないのだ。
さらに”いやらしい”ことに、それぞれのゲームには、”端数”
が出ているので、どのように組み合わせてようと、余分に支払う仕組みになっている。
結局、514円で買ったので、上の写真のように、残りのWiiポイントが486ポイントと、中途半端に残ってしまっている。
そもそも、この514円の14円という端数は一体何に由来しているんだろう…と思って、調べたり考えてみたりした。
どうやら、消費税率が8%に変更になった際、5%時代に内税表示していたものを、外税表示に変更したことで、この金額になっているようなのだ。
つまり…
消費税5%の内税表示で500円の場合、本体価格は、
500円÷1.05=476.19円
本体価格の端数を四捨五入もしくは切り捨てた場合…
476円×1.08=514.08円となる。
…って細かい話はいい…。
消費税を転嫁するのもしかたがない。
けれど、1,000円ずつしか買えないしくみしか提供しないうえに、払い戻しもできないなんて、セコイ…って思ってしまう。
店頭で、プリペイドカードを1,000円で売るのは別に問題はない。
けれど、インターネットを使って売るのなら、別に1,000円区切りにする理由は何一つないわけで、消費税が8%になることを見越した対処だってできたはずだ。
あえて、中途半端な価格設定にしてたような気がしてならない。
いろいろと文句は言いつつも、買って、何十年ぶりに、スーパーマリオブラザーズで遊んでみる。
かつてはクリアもしたと思うが、あまりに久しぶりということもあってか、1-1面ですら進めることができなかった。
とても懐かしい気分になったが、一方で。1,000円のお釣りが出ない…という仕組みに、イヤな気分も残った。