4610 下町ロケット
このクールのドラマで唯一視聴しているドラマが、「下町ロケット」だ。
今日が最終回らしいが、録画して観ているため、まだ途中。
原作者が同じということもあってか、「半沢直樹」とか「ルーズベルトゲーム」の雰囲気で、なかなか面白い。
ただ、これまでの作品では、あまり気にならなかった違和感も覚えるところがあった。
ドラマ全体が、これまで以上に濃すぎて、大袈裟な感じがしたのだ。
まぁ、それがこのドラマの”味”かもしれないのだけど、気になり始めると、すごく気になる。
一番気になったのは、やたらと人が集まっているシーンが多すぎるというところ。
真っ白なロケットエンジンの開発室に、えんじ色の作業着を着た帝国重工の作業員たちが、芋の子を洗うように集まって何をしてるんだ?…と、ツッコミを入れたくなる。
何をするにしても、佃製作所の社員たちが集まって大騒ぎしてるのも、やっぱり変だ。
必要以上にエキストラは、ドラマを勢いづかせたり、盛り上げるかもしれないが、わざとらしさや、安っぽさを感じさせることにも繋がらせる。
でも、勧善懲悪のわかりやすい展開は、オチがわかっていても、ついドキドキして観てしまうから不思議だ。
あと、大企業と対決する中小企業のイメージを作るためとはいえ、大企業として登場しロケットを製造する帝国重工は、間違いなく三菱重工なわけで、その悪役扱いぶりは、ちょっと気の毒だった。