4325 慌ただしい別れ…
先日紹介したように、今日は東武東上線で、8000系歴代カラーリングの特別編成列車を運行されるということで、成増~池袋間というわずかな時間だけど、乗りに行ってきた。
当然ながら、ホームには大勢の人たちが特別編成列車の到着を待っていた。

線路内に人が立ち入った…ということで、特別編成列車は、所定より3分遅れで成増駅にやってきた。
そういえば、前回もそんな感じで、遅れ気味だったし、悪質な鉄道ファンの存在は、何とも腹立たしい。
先頭から4両は、ロイヤルベージュとインターナショナルオレンジという初期の塗装、続く4両はセイジクリーム1色、そして、最後の2両はジャスミンホワイトとロイヤルブルー・リフレッシュブルーとという現在の塗装。
遅れての到着とあって、すぐに発車。

特別編成とはいえ、上りは、通常の急行列車として運行されているので、一般の乗客からしたら、いったい何が起きたんだろう?と思ったに違いない。
成増から10分で終点池袋駅へ。
池袋駅には、定刻より3~4分ほど遅れて到着。
折り返しが、臨時の快速急行列車となるため、乗客をいったん全員車外に出す措置がとられた。
これまた、ホームはラッシュ並に…


ふと、セイジクリームの車両の行き先表示を見ると、現在は運行していない、あり得ない行き先表示になっていた。
これもファンサービス?
と思ったが、営業列車でこんなことをするはずがないので、単なる誤表示だろう。

乗車した位置が特別編成列車の最後尾だったので、写真を撮りながら、先頭車までやって来たときには、もう、出発寸前。
僕が見送ろうと思ったときには、もう列車は動き始めていた。

何とも慌ただしく寂しい別れとなってしまった。
