4250 新しいiPad miniが残念で…
発売日当日店頭に並んでまでして購入したiPad mini 。
あれから約2年。
インターネットの閲覧はもちろん、外出時の行程や地図の確認、メモやブログの記事の作成、写真のチェックなど、あらゆるシーンで大活躍している。
もはやiPad mini のない生活など考えられないほどになっている。
ただ、最近は、処理速度の遅さを感じることが多く、アプリによっては異常終了も多く発生するため、かなりストレスを感じるようになっていた。
だから、そろそろ新しいiPad mini が欲しいと思っていたところだった。
そして、日本時間の今朝未明、自分の持つiPad miniより2世代あとの後継機が発表された。
かなり期待していたのだけど…
発表されたのは、1年前の2013年11月に発売された機種(自分の持つiPad miniより1世代あと)と、ほとんど同じ仕様だったのだ。
比較表を見てみると、こんな感じ。変化のあった部分だけを表示すると一目瞭然。
iPad mini 3 (2014年10月) ~ 今回発表 |
iPad mini 2 (2013年11月) ~ 昨年発売 |
iPad mini (2012年11月) ~ 今持っている |
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モデル | → | → | Wi-Fi Wi-Fi+Cellular |
容量 | → | 128GB (追加) | 16/32/64GB |
CPU | → | A7(64ビット) M7モーションコプロセッサ |
A5(デュアルコア) |
ディスプレー | → | 2048x1536ドット (Retina、326ppi) |
7.9インチ 1024x768ドット(162ppi) |
バックカメラ | → | → | 5メガピクセル |
バックカメラ | → | → | 1920x1080ドット |
フロントカメラ | → | → | 1280x960ドット |
フロントカメラ動画 | → | → | 1280x720ドット |
WiFi | → | (追加)デュアルチャンネル (2.4GHz/5GHz)とMIMO |
802.11a/b/g/n |
SIM | → | → | Nano-SIM |
センサー | 指紋センサー(Touch ID) | → | 3軸ジャイロ 加速度センサー 環境光センサー |
バッテリー | → | → | 最長9~10時間 |
高さ | → | → | 200 mm |
幅 | → | → | 134.7 mm |
奥行き | → | 7.5 mm | 7.2 mm |
重量 | → | 331g(Wi-Fi) 341g(Wi-Fi+Cellular) |
308g(Wi-Fi) 312g(Wi-Fi+Cellular) |
唯一の変化は、起動するときパスワードの代わりに指紋で認証できすセンサー(Touch ID)が追加されたというだけ。
正直かなりガッカリ。
スマートフォンやタブレットは、日進月歩どころか、"秒進分歩"の世界にあって、1年前のスペックのままというのは、とてもつまらない。
この製品の寿命は1年短いと言っても過言ではない。
いま使っているiPad mini 以外に目を向けてみれば、世の中には、かなり魅力的なタブレットがたくさんある。
この際、ほかのタブレットなどに乗り換えたっていい…はずなのだけど、難しい事情もある。
これまで買い求めてきた、iPad mini 専用の周辺機器、充電ケーブル、アプリや、果ては、持ち歩き用のカバンまで、iPad mini に合わせた大きさにしてしまったので、他のタブレットに乗り変えるのは、かなり躊躇われるのだ。
そうなると多少の不満はありながらも、後継機を買わざるを得ない状況に…。
製品寿命がそう長くないから、短期間にまた新しい製品が欲しくなる…そんなメーカーのペースに乗せられてしまっている気がしてきた。
ある意味、マーケティングのうまさに乗せられたというふうにも感じてしまう。
今月下旬以降に発売ということで、まぁ文句を言いつつ、手にしてみたい楽しみもあるんだけどね。