[社会の窓]新幹線の、その先…
今年は東海道新幹線が、開業して50周年という記念の年だ。
先日、その記念式典を見てきた上に、先週、たまたま、リニア・鉄道館を見学して、東海道新幹線を走り抜けた歴代の車両を見学することができた。
そして、これらの車両たちの先に続くのは、もうすぐ着工する、リニア中央新幹線だ。
現在1時間40分掛かっている、東京-名古屋間を40分で結ぼうという巨大プロジェクト。
これほど大きなプロジェクトだけに順風満帆ではなく、当然ながら、反対論もある。
現時点で、1時間短縮する必要がないから建設に反対…という考え方には、ちょっと懐疑的だ。
費用面の問題…
技術的な問題…
環境負荷の問題…
たしかにさまざまな問題があることは認識している。
それでも、そうした問題を乗りこえ、革新的な変化が起きたその先には、間違いなく、新しい発想や需要などが生まれる。
インターネットが普及したからこそ、新しい世界が誕生したように、40分で駆け抜ける交通手段があることで、世界が変わるような気がするのだ。
僕は、どう変わっていくのかを、見てみたい。