4247 痴漢に疑われた時の対処例

社会・政治・事件

痴漢は許されないけど…痴漢の冤罪については、これまでも気になって、ときどき取り上げたことがあるが、実際自分が巻き込まれたら…と思うと、心底ぞっとする。

もし自分が痴漢を疑われたら…?

突然のことで、パニックになり、どうしても慌ててしまいそうだ。

そうなればますます、周囲のペースに巻き込まれ、結果的に自分にとって不利な状況に追い込まれてしまう。

これまで自分が見てきた、映画裁判などの事例を知っているだけに、絶望的な気分にもなってくる。

それでも、実際に身の上に起きたら、立ち向かわねばならない。

こういったときの対処方法については、相手のペースに巻き込まれないようにするということから、立ち去るとか、逃げるといった方法が紹介されることがある。

しかし効果のほどは疑わしいらしく、自分にできるかどうかは、ちょっと自信がない。

この記事で紹介されていた方法は、ちょっと気になった。

違うと主張しているのにその後も痴漢呼ばわりされれば、それは『故意に』名誉を毀損しているということになり、名誉毀損の主張を支える材料になります。『犯人だ』とする理由を聞くことも大切です。

痴漢事件では警察が女性の言い分を信頼し、逮捕に至ることが多い。録音などの証拠を集めて名誉毀損で告訴すると宣言することで、警察は「慎重に捜査したほうがいい」と考えるようになる。さらに自ら「微物検査をしてほしい」とまでいえば、現行犯逮捕にも慎重になる。

逃げるのではなく、あえてその場にとどまり、自分はやっていないということを、きちんと主張することが大事…ということのようだ。

そして、ただ「やっていない」と主張するだけでなく、自分が疑われたこと自体を抗議するということで、自分の正当性を主張するというのは、ただ逃げてしまうよりも、合理的だし、何となくできそうな気もする。

いや、そもそも、こういう事態に巻き込まれないことを祈るばかりだけど…。

Posted by ろん