3969 アイソン彗星に教えられた気分
太陽に近づきつつあるアイソン彗星。
今世紀もっとも明るく輝く彗星になる…なんて呼び声もあったが、どうやらそれほど明るくならないようだ。
それでも太陽にこれほど接近する彗星は珍しく、それなりに見応えのある彗星になりそうではある。
…ということで、今朝未明、望遠鏡で観察しに外へ出た。
いつもの場所へ行ってみると、かねてから建設中だったマンションが堂々完成し、しっかり視野を遮っていた。
「もしかして見られるかも」…という淡い期待を打ち砕いた。
…ということより、前日までに確認しておけば良かったと、毎度の激しい後悔。

一昨日と昨日の不発弾処理現場もそうだけど、気になっていたのなら、最初から地図で、場所を確認していたら、昨日の早朝に家を出ることなんてしないで済んだはずなのに。
マンションの裏からようやく、アイソン彗星が見えてきそう…というあたりで、太陽の輝きが一層増して、星たちは次々と姿を消していった。
「お前は、はいつも詰めが甘い」
準備をしていない者には、姿を現さない…と、アイソン彗星が身体を張って教えてくれたような気がした。
また近々、チャンスを狙うことにしよう。