7760 企画展「武士の姿・武士の魂」(後期)

大倉集古館で開催中の企画展「武士の姿・武士の魂」は、先月前期展を鑑賞していて、今日は後期展へ。もともと、詳しくないジャンルの内容ということや、写真撮影もできないので、あまり突っ込んだことも書くのは難しい。
今回特に気になったのは、描かれた作品というより、モチーフとして描かれる鷹についてだった。
鷹は武力や権力の象徴とされ、戦国大名も多くの鷹を保持したという。
豊臣秀吉は、鷹匠衆を実に150人以上(!)引き連れて鷹狩りに行ったそうだし、徳川家康は慶長9年だけで、オオタカが60羽〜70羽死亡したとの記録があるそうだ。
平安時代の鷹狩りの絵に描かれた雌雄の雉は、日本の国鳥であり、古くから高級な食材とされていたそう。
品位の高い鳥が食べられるという点が、少し不思議に感じがした。