4024 インターメディアテク
久しぶりに、JPタワー、商業施設KITTEへ。
ここへ来るのはオープンしてから2度目だが、以前から訪れてみたいところがあった。
それは、KITTEの2階と3階に、東京大学と日本郵便が連携した新しい文化施設インターメディアテクというところ。
東京大学が長年蓄積してきた標本や資料などが常設展示さえれている博物館だ。
ふだんは18時で閉館のところ、木曜日と金曜日は20時まで開館しているということで、ふと思い出してやってきた。
無料なので、気軽に入れるところがいい。
写真撮影不可なのが残念だが、まず、さまざまな動物の骨格や剥製がずらりと並ぶ光景が圧巻だった。

天井まで届きそうな本棚や、標本の数々は、博物館のバックヤードか収納庫に遊びに来た雰囲気。
特に決まった順路はなく、思い思いに見たいところから見学する。
2階の一番奥の部屋では、火星表面の赤茶けた写真に額をつけて飾られていた。 それは、まるで前衛的な絵画のようだった。
ところどころに置かれている座りやすい椅子が嬉しい。
窓の外には、東京駅の赤煉瓦の駅舎が見える。ちょっとした非日常の光景。
個々の解説はあまりなく、雰囲気を楽しむ感じか。博物館というよりも、美術館に近い感覚。
ちょっと残念なのは、前述の通り、写真が撮れないということと、解説の文字が小さいということ。
東京駅前にある旧東京中央郵便局を再開発して建設された歴史を振り返るコーナーもあり、見どころが多い。
とても短時間では見切れない内容で、またぜひ来たいと思った。
見学のあとは、オープンの時に来て以来の、屋上庭園へ。

短時間ではあったが、有意義な時間を過ごすことができた。