3831 煮あなごの詩
スーパーで買ってきた、“煮あなご”。
買うときに、気になることがあるとしたら、形がしっかりしているか? 産地はどこか?、賞味期限はいつまでか?…あたりは、買うときに気になるものだ。
もちろん、僕もそのあたりを意識して買ったのだけど、ふと、パッケージに書かれた言葉が気になった。
何気なく読んでみる…
・・・
一瞬、素敵な詩のような気がした。
ん?
あれ?何度読んでも、頭の中に入ってこない…。
つまり、何を言っているのかさっぱりわからないのだ。
凛々しさの中でこそ優しさが
生きるように古くより伝わる
味わいこそしなやかな
口当たりが息づくのです。
別に何ひとつ難しい言葉があるわけじゃないし、おかしな言葉があるわけでもない。
むしろ心地よい言葉ばかりだ。
なのに、ちっとも、何を言っているかわからない。
煮あなごの詩に込められた思いを汲みたいと、何度も読み返してみたものの、残念ながらわからない。
でも、心地よくわかりやすい言葉なのに、ちっとも意味がわからないというギャップは、なんだかおもしろかった。