3832 毎日が毎朝
別に、極端に忙しいわけではないが、いま取り組んでいるプロジェクトをはじめ、最近、気になることが、四六時中、頭の中を駆けめぐっている気がする。
それは、仕事を離れても、食事をしていても、本を読んでいても…だ。
そのせいか、夕方になると、グッタリしてしまって、毎晩22時を過ぎたあたりから、かなり眠くなることが多い。
眠いのだったら、早々に寝てしまったほうがいいのかもしれないけど、そうなると、今度は、翌朝、異常に早い時間に目が覚めてしまうので、欲求に忠実に行動するわけにもいかないのだ。
毎晩、眠気をどう乗り切るかか…頭を悩ませるが、半分くらいの確率で、寝てしまうから、こういう日は、1日が’あっという間に終わってしまう。
いろんなことが、漠然とした不安となって、自分のまわりに立ちこめているが、結局、なにひとつ解決することなく、毎日やり過ごしている気がする。
ただ、朝になると、いろいろ考えてたことが、なんとなく薄まって、ふと我に返る。
かといって、落ち着いて何かを考えているわけではない。
朝は、顔を洗ったり、朝食を食べたり…と、ほとんど無意識に行動することができるルーチン作業だからこそ、脳の多少の余裕ができているだけなのだろうけど。
まぁ良く言えば、「自分と向き合っている時間」というふうに見えなくもないけど、実は、そこで考えるのは…
「そういえば、昨日も、同じような朝だったな…」
…ということだ。
最近は、毎日“朝しかない”気がしている。
もう、これは他人に説明できない領域かもしれないが、「こんなことを考える意味があるか」といえば、これは即答できる。
「意味はない」…と。
確実に言えるのは、それを、5回繰り返すと、あっという間に、週末を迎えてしまうということだけだ。