3632 川崎駅から川崎大師あたりを歩く
今日の駅からハイキングは、神奈川県川崎市。
先週は、蒲田を歩いているが、1駅となりだ。
川崎駅に降りるのは、相当久しぶりかもしれない。
駅を行き交うお客さんの数はすごい。想像以上だった。
いつものように、駅からハイキングのエントリ-。受付は、いつも若い人が多いが、今日は、かなりお年を召された方だったので、ちょっとビックリ。
さらに歩いて行くと、 多摩川の土手に突き当たる。
この多摩川を背にするような感じで立っていたのは、長十郎梨が、この近くで尽きられたということをしらせるものだった。
昨日の松戸といい、当時の雰囲気を感じさせるものは、一切残っていない。
川崎河港水門は、以前歩いたときにも、チェック済みだが、目の前にすると、またじっくり見たくなってしまう。
京急大師線の鈴木町駅に向かう道は、そのまま味の素川崎事業所への道だった。
この辺り一帯は、味の素の工場がずっと続いている。
京急大師線に沿って歩いて、川崎大師駅にやってきた。
のんびりと4両編成の電車が行き交う、京急大師線は、品川と横浜、横須賀方面の本線とはすっかり切り離され、京急川崎駅と小島新田駅の間を行ったり来たりしているが、実は、この路線こそ、京浜急行電鉄のルーツなのだ。
当初は川崎大師への参詣路線として建設された。
ということで、川崎大師駅前に記念碑が設置されている。
またしても、駅からハイキングのコースを外れているが、気になる光景はあちこちで見つかる。
首都高の案内版を見たら、アクアラインが通行止めになっていた。そうだ、マラソンしてるんだっけ。
その近くに、独特な建物が…川崎大師の施設らしいけど…川崎大師は全然別のところにあるはずなのに…と思ったら、自動車用の祈祷殿という。たしかに、産業道路や、首都高速にも近く、行きやすい。
産業道路沿いに、しばらく歩いていると、駐車場に、4つのタイヤがすべてパンクした車が止まっていた。
動かなくなってからかなりの時間が経っているようだったが、ナンバープレートも付いてるし、どうしてこんなことになってるんだろう…と気になる。
こうした車は、山の中とか、郊外の空き地などでよく見掛けるが、こういう街の中ではちょっと珍しい気がした。
川崎大師に向かう前に、大師公園にやってきた。中国の瀋陽市から、川崎市との友好都市を記念して寄贈されたという、「瀋秀園」を見るため。
一歩足を踏み入れると、日本とはまったく異なる雰囲気で楽しい。そして、ここが、入園無料というのが嬉しい。
みんな思い思いの時間を過ごしている感じ。
瀋秀園を出て、川崎大師に向かう。
途中でやたらと猫に会う。
ここに向かう途中で、シャッター商店街化した商店街を歩いてきただけに、徒歩数分程度で、こんなにもお客さんの数が違うものかと思った。
お菓子やお土産物屋などが並ぶが、だるま屋の数が多いのも、川崎大師の特徴かも知れない。
ものすごい数のだるまに見つめられると…って、目玉ないけど…ちょっと圧倒される。
香ばしい香りがしてきた…と思ったら、煎餅の焼くにおいだった。
お昼だけど、ちょっとだけおやつ…っていうことで、煎餅を買おうとしたら、お店の人が、売れているのは、濡れおかきだ…というので、すすめにしたがって買ってみた。
見た目は、牛肉に見えるが、食べてみると、しっかり濡れ煎餅。ジネンジョがは行ってるせいか、かなりもちもち。
せっかくここまで来たので、きちんと、お参りをしていこうということで、本堂でお参りをする。
仲見世では、飴を切る包丁の音が、リズミカル聞こえてきて、いい雰囲気にしていた。
仲見世からちょっと離れたお店でも、そんな包丁の音が聞こえていた。
人通りが少ないけど、頑張ってるお店なんだな…と思って、店を見てみた。
店員がいるようだ。包丁を持って、こっちを見ている。
店の奥をよく見てみたら…
ぎゃーーーー
ふと、さっき見たことがある建物が見えた。
なんでこんなところにあるんだろう?…と思ったら、ここから移転したみたいで、それを知らせる看板が立っていた。
川崎競馬場を横目に見ながら、西へ西へと 歩いて行くと、京急の赤い電車が、行き交っているのが見てきた。
京急川崎駅とJR川崎駅は、わずかに離れているが、ゴールまではあとちょっと。
今日もおつかれさまでした。