3623 蒲田付近を歩く

街歩き

今日の駅からハイキングは、蒲田。

蒲田駅の改札口は、天井から光が差し込みとても明るい雰囲気。

京浜東北線の線路に並行して、気になるお店や風景を味わいながら歩く。

 


ここにやってきたのは、 2年半前ぶりだった。

このときは、ここから線路からまっすぐ離れるように西に向かったのだが、今日は並行して歩く。

ゆっくりと、車庫に入る電車は、ふつうにお客さんを乗せて走る電車とは、まったく違って見える。

約3000本のタイヤを使った遊具が並ぶ通称タイヤ公園(西六郷公園)にやってきた。

電車からもよく見えるので、けっこう有名だ。でも、もちろん、来たのは初めて。


タイヤに覆われた公園は、かなり独特の光景だし、注意書きも独特だ。

タイヤは地面に埋め込まれていて、簡単に動かせないようになっている。動いたら危ない。これが転がってきたり、飛んできたら、それこそ凶器だ。

 

 

先を急ぐ。

目の前を東海道線と京浜東北線が、ひっきりなしに通り過ぎる。

踏切を渡って、商店街へ。

 

昔ながらの…といった感じの、雑色商店街 。その間を、京浜急行の踏切が横切っているが、この光景もあとわずか。

商店街を線路が横切る光景は、日本らしさのような風情を感じさせる。

狛江とこの付近(六郷)の間を流れていた六郷用水を、多摩川に流すさい、多摩川から逆流させないようにするために作られた水門が、この六郷水門。

1931年(昭和6年)に作られたそうだが、ちょうどこの時期は、僕が気に入っている建物の多くが作られた時期に一致していて、興味深い。


今日は、秋晴れのいい天気になった。

今日一番気になっていたポイントに到着した。

七辻交差点だ。

1917年(大正6年)から1921年(大正10年)に行われた耕地整理によってできたそうだ。

7方向からの道路が交わるため、複雑すぎて信号機の取り付けができないらしい。

実際、ここでパノラマ写真を撮ってみようと、交差点の中心に立ってみたが、次々と車やらトラックやらバイク、自転車、歩行者がやってきて、完全なパノラマ写真を撮ることができなかった。

スクロールしてご覧になりたい方はこちら

 

 

 

 

環八通りまで出て、さらに歩いて、 京急蒲田駅前の大田区産業プラザへ。

ここでは、「おおた商い・観光展2012」が開催されていた。

なぜか駅からハイキング参加者には、ペットボトルのお茶が振る舞われるということで、寄ってみた。

ものすごいお客さんの数と熱気。

 

どこのブースも大変な人だかりだったのに、なぜか、京浜急行ブースには、気の毒なくらい誰もいなかった。

押すな押すなの大盛況だった先日と比べると、客層の違いをイヤというほど感じさせられた。

会場のすぐ目の前が、京急蒲田駅で、これまで地平ホームで、混雑の激しい、国道15号線(第一京浜)を、京急空港線が踏切で横切っていたのを、上下線を分離して高架ホームにする大改修工事が完成して、あとは今月末に、開通を待つばかりとなった。

京急蒲田とJR蒲田駅は、微妙な距離にある。この両駅間を繋いで、東急線から羽田空港へアクセスできる鉄道が検討されているというが、実現はどうだろうなぁ…

ちょうどお昼の時間帯なので、JR蒲田駅の駅ビル、グランデュオに立ち寄った。

マネキン…何とも独特で同じような腕の曲がり具合は、なんだか、気味が悪い気がした。リアリティがないせいかな?

Posted by ろん