最大積載量
自転車に乗って移動中、信号待ちで止まっていたゴミ収集車をふと見たら、こんなシールが貼られていました。
まぁ、よくあるといえば、よくある気もしますが、あらためて考えてみると、なかなか意味深いものがある気がします。
そもそも、最大積載量が「夢いっぱい」…って、意味が通じないわけです。
積載量という定量的な指標に対して、夢という定性的にしか表現できないことが混在しているのに、それほど違和感を覚えないどころか、「こういうのもありだな」と思ってしまいます。
そう思う人がいるからこそ、このようなシールを作る人がいて、このシールを買う人がいて、このシールを貼った車の写真を撮る人がいるという連鎖があるわけです。
“夢”か…。
ここでいう夢は、将来実現させたいと心の中に思い描いている願いであって、寝ている時に見るそれではないだろう。
ふつうは“夢”といえば、後者を指すことばかりで、前者の意味で“夢”という言葉を使わなくなった。
そういえば、そんな夢ってあっけ?