3433 ひとつのアイディアを考えた
インドネシアの首都ジャカルタで、電車の屋根に上る乗客が絶えず、さまざまな対策を打ち出しているというニュース(Web魚拓によるキャッシュ)を見た。
外国の鉄道で、ときどきこうした屋根に乗る人たちを見掛けるが、危なくないのか?とか、どうして乗っているのを放置するのだろう?とか気になっていたが、ニュースによれば、実際に屋根から転落する人や亡くなる人も多数いるらしいし、鉄道会社も何も対策を取っていないということはなかったようだ。
しかしこれまで、さまざまな対策を打ったものの、いずれも失敗に終わっているという。
その内容が、現実離れしていて、ちょっと笑ってしまった。
- 屋根に乗る人たちに放水
- → レインコート姿の乗客が続出し、失敗
- 滑って上れないようにと油を塗った
- → 鉄道会社の車両担当に、電気系統がショートして火事になると怒られ、失敗
- 屋根ぎりぎりの高さに一つ5キロもあるコンクリート球をつるす
- → 上がる乗客は激減するも、ヘルメットをかぶる強者登場…失敗か?
さらには、こんなアイディアも・・・
- トンネル状に屋根すれすれの位置に鉄板をつけた枠を設置
- 汚水をひたしたモップをつける悪臭作戦
といった作戦も考えているらしい。
それにしても、そこまでして、命を懸けても乗ろうとする人たちは、どういう気持ちなんだろう?意地だろうか?
「断固乗せない」という鉄道会社の方針が、「乗客に断固乗ってやる」という意地を生んでいるのだろうか?
僕も対策を考えた。部外者だけど。
いろいろ考えた結果、けっこういいアイディアだを考えた。
いっそのこと、屋根を取っ払ってしまってはどうだ!?