3352 iOS5導入での悲喜こもごも
先日アップルからiPhone4Sが発売されたが、既存のiPhoneにも、新しいOSである、iOS5が無償提供された。
これを導入すると、200以上の新しい機能が使えるようになる。
このうち、僕が、一番ありがたいと思った新機能は、iPhoneに、セキュリティロックが掛かった状態でも、内蔵のカメラで撮影できるようになる…というものだ。
iPhoneで写真を撮ろうとすると、これまでは、いちいちロックを解除しなければならなかったため、撮影開始までにどうしても時間が掛かっていた。そのため、シャッターチャンスを逃すことがあったが、今後はそれが改善される。
…とはいっても、ふつうのコンパクトデジカメにはかなわないけど。
そして、いくつもの新機能のなかで、ちょっとショックだったことがあった。
それは、ついに、iPhoneやiPadでも、外部キーボードで、ひらがな入力ができるようになったのだ。かつて、iPhoneやiPadを使うための最大の難関がローマ字入力だったので、今回の対応は、僕にとって嬉しいニュースになる…はずだった。
約4ヶ月ぶりに、懐かしのカナ入力をしたところ…
全然打てない…
十数年もの間、慣れ親しんできた、カナ入力がまったくできなくなっていたのだ。かといって、ローマ字入力に完全に慣れたかというとそうでもない。
誤入力はいっこうに減っていない。またカナ入力に戻れば、以前のようにスムーズに打てるようになる…という自信を、打ち砕かれてしまったのだ。
いま、まさに、どっちつかず状態。
iOS5の新機能に驚き、楽しんでいる一方で、カナ入力ができなくなった自分に、少なからぬショックを受けている。