3272 やらせメール事件に思う
このご時世、いまさらやらせなんて意味ないだろうと、誰もが知っていると思っていたが、意外とそうではなかったということが、今回の事件?でよくわかった。
きっとこれまでも同様の手法で、一般市民を装って「意見」してきたのだろう。世論の一端を作ってきたのかもしれない。
だから、今回も当然バレないと思ったのだろうが、瞬く間に拡散してしまった。
そう考えると、これまで、無関心という土壌の上に、やらせという種を蒔いて、それを大事に育てることで、世論というものが作られてきたのかもしれない。
そもそも、本当の世論なんてなかったんだ!
それにしても…
そこまでして、原発に懸ける思いとはいったいなんなんだろう?
もしも…もしも…日本のために、原発が本当に必要なものであると考えていたのならば、きちんと説明を尽くすべきではないだろうか?
どうして、「姑息な手」で大事なプロセスを省略しようとするのだろうか?
やはりそこには、うしろめたさがあるとしか思えないのだ。
原発に関連のニュースでは、なんだか組織の嫌なところばかり見えてくる。
その一方で、世論に判断を任せて、本当に大丈夫か?という不安も感じている。
落としどころって、いったいどこなんだろう?