3149 バリアフリー化工事

ハムスター

ハムスターのもちもちが家にやってきてから、1年と9ヶ月ほど。

一般的なジャンガリアンハムスターの寿命は2年程度と言われているが、突然家にやってきたもちもちは、当時病院に連れて行って診てもらったところ、生後約半年と診断されたことを考えると、すでに、かなりの高齢となっていることは間違いない。

最近では、ときどき身体の震えが止まらなくなったり、上手く歩けなくなってしまった。筋肉が衰えていっているせいか、踏ん張りがきかないのだ。

こうして、老化が進んでいることを毎日否応なしに実感させられている。

かつて、ゲージ中を走り、回し車(滑車)を軽やかに回していたことを考えると、悲しい現実ではあるが、それはそれで致し方ない。

ただ、それ以外は、とても元気なのは安心。

ときどき、自分の家から身を乗り出して、まるで横着して水を飲むような仕草をするなど、もちもち独特な生活スタイルは、変わらない。

そして、もうひとつの救いは、とにかく食欲が旺盛であることだ。

しかし、いくら食欲が旺盛でも、食事をはじめること自体に苦労していることが多くなった。

エサが入った容器は深さがあるために、不自由な足を使って出入りするのに手間取るようになってきたのだ。

解決方法としては、容器を浅くすればいいのだが、そうなると、今度は容器に入ったエサが表に出てしまって、片付けが大変になる。

そこで、容器の周りにステップを設けて、容器の中に入りやすくした。

まさに、ハムスターもちもちのためのバリアフリー工事だ。

しかし…

段ボールで、写真のようなステップを作ったものの、逆に段ボールで足が滑って、踏ん張りが効かなくなって、かえってうまく入れないような感じになってしまった。

まだまだ改良の余地がある。

エサの容器以外にも、家や砂場などにも段差があるため、ここもいずれはバリアフリー化する必要はあるかもしれない。

生後半年(推定)でやってきたもちもちは、急速に歳を重ね、あっという間に僕らを追い越し、人生(ハム生)を全うしていくのだ。

あとどれくらい頑張れるかわからないが、できるだけのことはしてあげたい。

Posted by ろん