1845 旧万世橋駅遺構特別公開
今日は、かなり久しぶりに、交通博物館に行って来た。そのときの模様はいずれ紹介するとして、取り急ぎ、今回参加した、旧万世橋駅遺構特別公開の様子を。
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かつてここには万世橋という駅があって、交通博物館には駅から直接行けるようなつくりになっていたらしい。
駅が廃止されてからは、ここに駅があったことを知る遺構は、中央線の電車の中から見えるかつてのプラットホームだけだった。
今回、交通博物館が閉館されるにあたって、これまで公開されていなかった高架下のレンガアーチ内を特別に見学できるという企画に参加した。
1回20人限定で、事前予約枠10人、残り10人が当日参加ができる枠ということになっていたので、交通博物館にやってきてすぐに、当日参加の申込みの列に並ぶ。20分ほど並んで、午後2時開始の回に参加できることになった。
事前に見学前の説明を受けて、いよいよ未公開ゾーンへ。
煉瓦造りの高架下は、ちょっとひんやりしている。20人の見学者たちが係の人に連れられて、少し広めの空間に入ると、ちょっとした上映会。この場所がこれまでたどってきた歴史を貴重な映像を見る。
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その後、かつてのプラットホームだったところにつながる通路、階段に案内される。
![]() ![]() プラットホームへの通路(逆光になってしまうので写真は振り返る感じで撮影) |
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プラットホームへの階段を上がる。階段の滑り止めが外されているのは、戦時体制下で、鉄の供出があったためらしい。こんなところも“見どころ”かな。
階段を上がると、温室みたいな感じになっていて、かつてのプラットホームを見ることができる。さすがに外には出られないのね。
![]() 屋上から旧ホームを見るとこんな感じ |
![]() 旧ホームの横を電車が通り抜ける |
なかなか貴重な経験をすることができたが、こんな感じでちゃんと遺構が残っていたのならば、もっと前から公開してくれれば良かったのに…と思った。