1715 専門用語
先日の日曜日、盗難自転車に乗っていると思われて、巡回中の警察官に呼び止められた。いわゆる職務質問ってやつだ。実はこれまでに何度も同じような経験をしていることからして、きっと何か理由でもあるのではないかと警官に尋ねても答えてくれなかった。当たり前だけど。
さてふと気になったのが「職務質問」という言葉。辞書で調べてみれば予想通り、警察官が職務上必要な質問という意味なのだが、この言葉自体は専門用語といってもいいと思えるほどの内容だけど、ごく普通の人たちの間でも通じるし、ニュースなどでも使われることも少なくない。一般化した専門用語って感じか？
似たようなケースはないかなと…と思い出してみると「書類送検」なんて言葉もあった。事件の調書を検察庁に送る…なんて、これまたいろいろな意味が省略されているけれど、ごく普通に使われている。この言葉の意味がどれだけ一般に理解されてるのかはよくわからないけど。
他にもないかな…と思い出してみたら「運休」なんてのはどうか？ 事故や故障などで鉄道やバスが止まってしまうことを指すが、もともとは「運転休止」と呼ばれた専門用語だ。これもまたごく普通に使われるようになっている。
専門用語であろうと、使いやすければ、ごく一般に浸透するということか。
なんだか相変わらずまとまらない話になっちゃった…。