気象観測マニア/三推社
気象観測マニア!―最新の気象観測機器から異常気象まで、天気・気象のしくみがすべてわかる!
三推社 2005-08 |
マニアとびっくりマークを付けられるほど、マニアではないけど、気象については以前から関心がある。機会があれば、気象予報士の資格でも取って、お天気兄さんにでもなろうかと思ったくらいだ。でもカメラやマイクの前で緊張するだろうから、きっと無理だろうな。
気象に関するあらゆる最新情報が載っていて、気象観測初心者?の人にもわかりやすい。また本当のマニアにとっても基本的な情報を改めて見直してみるいい機会になるかもしれない。
意外と知らなかったのは、気象用語について(一番最後のおまけみたいなページなのだけど)で、よく使う気象用語の時間配分なんてのは、初めて知った。厳密に決まっているのだ。気象用語で、朝とは午前6時から9時までを指すみたいだし、昼前と言えば午前9時から正午前まで、夕方と言ったら午後3時~午後6時までを指すのだそうだ。
時間の経過についても同様に決まってて…
一時 | 現象が断続的に起こり、その現象の出現期間が予想期間の1/4未満のとき |
時々 | 現象が断続的に起こり、その現象の出現期間の合計時間が予想期間の1/2未満のとき |
といった具合だ。
ほかにも
「さわやかな天気」といったら、原則として夏期や冬期には用いず、秋に移動性高気圧におおわれるなどして、空気が乾燥し、気温も快適な晴天の場合に使うとか、「ぐずついた天気」と言ったら、曇りや雨(雪)が2~3日以上続く場合を指す…なんてのも、決まってるようで…。
(2005/10/16) 【★★★☆☆】 -05/10/16更新