1647 大役を仰せつかることとなり…

定点観察

 ひょんなことから結婚式披露宴の司会の大役を仰せつかってしまった僕は、事前の打ち合わせということで、当日会場となるホテル行く。ミーティングスペースには、すでに数組のカップルが係の人との打ち合わせをしていた。どの人たちの表情も真剣だ。
 (振り返れば、数年前、そんなこともあったっけなぁ…しみじみ)


打ち合わせのあと行ったお店で…

 新郎である友人からは、気軽にやってもらっていいよと言われていたので、かなりくだけた感じのパーティ的なものかと思ったら、完璧な”披露宴”だったので正直相当驚いた。
 自分で自分にプレッシャーを掛けても仕方がないが、司会進行によって、会場の雰囲気はガラリと変わるものだ。それが難しいからこそ、プロが存在するわけで、それを全くの素人の僕にやらせるというのは、かなり勇気のいることと言えよう。

 それでも引き受けたからには、やらないわけにはいくまい。責任を持ってできる限りのことはしましょう。

 当日の進行表にしたがって、順を追って、内容を確認していく。どの部分も司会によって宴は進行していく。当たり前だけど。当たり前なのだけど、司会の立場から披露宴を考えたこともなかったので、頭の中では、いろいろなことを考えていた。「どこでどのような言葉を言うべきか?」、「間の取り方は大丈夫か?」、「何かトラブルがあった場合の対処は?」…とか、考えればきりがない。何かあっても、マイクをお返しする相手がいないのだから、自分で何とかしなければならないのだ。

 打ち合わせが終わってから、新郎新婦と飲みに行く。すでに長いつき合いの後の結婚だけに、お互いのペースを熟知しているという印象。そんな二人の門出を祝う宴での司会か…頑張らなきゃ。

 勝負は今月23日。果たしてどうなることやら。

Posted by ろん