1632 まりも論争

定点観察

こんなことが論争になっているなんて知らなかった。(引用は記事より一部抜粋)

マリモ、やっぱり浮いた 阿寒湖、80年余の論争に決着

藻の表面に光合成でできた酸素の泡がつくと浮くことは水槽実験で実証されていたが、湖で確認されたことはなかった。これで80年余に及んだ浮沈論争に終止符が打たれた格好だ。 (asahi.com 8月22日付 一部抜粋)

 そもそも、まりもは浮くものだと思っていたから、こんなことが80年以上も論争になっていること自体が不思議でならない。うちのまりもは、1年半も前に浮いたのを目撃しているし、その後も浮上していたこともある。うちでも、浮くくらいだから、自然界で浮かない理由は、ほとんどないと思ってもいいと思えるのに、そうではなかったのだ。

暴風雨や、腐敗でたまったガスで浮く例があるだけだとし、「浮沈しない説」が主流になっていた。
(一部抜粋)


見事に浮いてた

 なんだかいい加減だなぁ…そんな反論するんならば、ちゃんと調べてからにして欲しい。いかに研究者達が足を運ばなかったかを如実に表す例だと思う。結局80年以上も、きちんと調べた人がいなかったというわけでしょう?
 今回は、まりもくらいだったらまだいいかもしれないけど、同じように、ろくに調べもしないで、定説と化している理論や主張など、世の中にいくらでもあるような気がしてならない。

Posted by ろん