1620 最近見てるドラマ

定点観察

 僕の場合、あらかじめ見たいドラマを決めていることはあまりなく、おじゃこが見ているか、偶然見はじめるかといった感じだ。
 今回見ているのは、「ドラゴン桜」「海猿」「おとなの夏休み」の3つ。いずれもビデオに録画してまとめて見ている。

「ドラゴン桜」
 偏差値30台の高校から東大合格を目指すことになった話。マンガが原作ということもあってか、キャストの台詞も行動も全体的にマンガ風。でも、世の中の矛盾を突くような台詞も多く、考えさせられる。でも、肩肘張らずに見られるドラマ。
 「社会は、頭の良い奴の都合の良いようにできている」
 なんて言葉は、まさにもっともだ。阿部寛は「はまり役」だし、以前に比べれば、長谷川京子の演技も見られるようになってきたと思う。これまで優等生的な役が多かった長澤まさみは、これほどバカ呼ばわりされたことはないんじゃないかと思えるほどの劣等生ぶりを見せている。
 ちなみにこのドラマの公式サイトを見ても、出演している山下智久の写真が出てこない。聞くところによれば彼が所属するジャニーズでは、所属タレントの写真をインターネットで公開することを一切認めていないらしい。出演するドラマの公式ページでも、それが徹底しているとは…

「海猿」
 海上保安庁で働く男達のドラマ。これもマンガが原作。最近多い気がする。映画の続編とのことだが映画は見たことない。映画のような大仕掛けのセットは、とてもリアル。ドラマのオープニングも、プロジェクトX風で、かなり重厚な雰囲気に仕上がっている。主人公のような潜水士を目指す人が増えるかなとも思えたが、過酷な仕事ぶりもリアルのに描かれているので、むしろ志望者が減ってしまうのではないかと心配になる。その主人公の伊藤英明は、映画「陰陽師」にしてもこのドラマにしても、とてもいい演技をしていると思う。
 でも、どうしてもあの事件を思い出してしまうんだな…。当時は合法だったマジックマッシュルームを食べたことによる幻覚症状を起こして病院に担ぎ込まれたというあの事件…。悪い奴ではないとは思うのだけど、ちょっと好奇心が旺盛すぎるところがあるのかもしれない…なんて思った。ドラマとは関係ないけど。

「おとなの夏休み」
 ごく普通の主婦がひょんなことから海の家を始めることで、自分と自分を取り巻く環境を改めて見直す…というお話。いかにもドラマっぽい話だが、それだけにそこまでの状況にならなければ、自分を見つめ直すことができないのかな…と自分の生活と比較しながら考えてみたりする。途中出てくる京浜急行線から、神奈川の海岸なんだな…ということはわかる。

 ちなみに、同じ日本テレビ系列で、話題ではあるものの見てないドラマは「女王の教室」。聞くところによれば賛否両論あるそうで、最初からちゃんと見ていれば、それなりの意見も出てこようが、1度しか見たことがないので何とも言えない。先生役の天海祐希を見ていると女版喪黒福造に見えてくる。

 時間がなくなってきたので、ものすごい中途半端だけど、今回はこのへんで。

Posted by ろん