1453 大江戸線で迷う

定点観察

 今日は離れたところで打ち合わせがあったので、お昼ご飯を食べている余裕があまりなかった。それでも食事してから、急いで出掛けた。

 都営地下鉄大江戸線のホームに駆け下りるとちょうど電車の扉が閉まるところだった。この電車は「都庁前」行きらしい。思わず飛び乗ってしまったものの、はっきり言って自分の行きたい方向に向かっているのかどうか自信がなかった。たまたま今回は合っていたけれど、実にわかりにくい。「都庁前」行きが、自分の行きたい方向なのかどうかピンと来ない。

 大江戸線に乗ったことのある方にはすぐわかると思うが、いわゆる「6の字」運転をしていて、6の書き始めの端が「光が丘」で、6の線が交わる部分が「都庁前」にあたる。光が丘行きの電車は、都庁前にも停まるわけで、訳がわからなくなる。急いでいると行き先だけ見ても一瞬迷ってしまう。

 放送や掲示で、主な駅を○○方面として案内し、誤乗を防ごうとしているようだが、迷ってしまうことに違いはない。たとえば、山手線や大阪環状線のように、「外回り」「内回り」という表現とか、名古屋市営地下鉄のように「右回り」「左回り」のような案内があってもいいような気がする。かつて、石原東京都知事が、環状運転していないからと「東京環状線」という名称を闇に葬ってしまったことがあった。環状運転していないということで、こうした案内はダメなんだろうか?もちろんこれで解決するわけではないけど。

Posted by ろん