1283 相田みつを美術館ふたたび

定点観察

先日東京国際フォーラムにある「相田みつを美術館」に行ってきた。もともと銀座にあったが、一年ほど前移転してきた。移転してからの訪問は今回が初めてだ。以前と比べると広さはそんなに変わらないように思えたが、展示されている作品は厳選されているようだった。相田みつをの作品は「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」をはじめとした「肩の力を抜けよ」みたいなイメージを持っていたが、今回の厳選された作品の中では、「とにかく具体的に動け」とか「いまが大事」とか「やれなかったのではない。要するに やらなかったのだ」と言った感じで、どこか辛辣な感じのするものがやたらと目についた。それは今の自分に投げかけられている言葉のようにも感じた。作品を見終えて美術館を出るとき、やはり前回と同様な思いを持ったが、これはまた別の機会に…。(2004.8.3)

Posted by ろん