1246 水道橋~本郷給水所公苑~水道歴史館
何か期待させる外観 | 特に何もないのに… |
昨日はひどい頭痛だったが、今日はだいぶおさまっていたので、ちょっと出掛けることにした。
図書館で借りた本に載っていたのをおじゃこが見つけたので、それを参考にした。まず訪れたのが、元町公園というところで、水道橋駅から歩いて数分のところにある。
おそらく中央線の電車からも見えると思う。入り口が独特な作りで、参考にした本によると、中世ヨーロッパの露壇式の手法を汲んでいるのだという。
確かによく見ると時代がかって珍しい感じだ。
でも入ってみると、なんてことはない普通の公園にしか見えなかったのは、ちょっと残念。ただどこか全体的に妙な公園だった気がする。
なぜか幅跳びはできる | 深夜12時までやられちゃたまらない | 全コンクリート製すべり台 |
なぜか地球儀 |
続いて、すぐ近くにある本郷給水所公苑に行く。近づくと大きなコンクリートの建物の上に、緑がちょっと見えるといった感じだった。
階段を上がると、そこには立派な公園が・・・公園のベンチでおばちゃん3人組が、たばこを吹かしているそばを通り、林の間の小径を通り抜けると、地球儀とバラの花壇の広がる光景に出くわす。
なぜここに地球儀が?という疑問もわかないわけではないが、その大きな地球儀の存在感とちゃんと回せるというところで、そんな疑問は吹き飛んでしまう。
振り返ってみれば、咲き誇るバラがきれい。せっかく来たので記念写真を撮る。
建物の上とは思えない |
次に、さきほどの林のところに戻る。
よくあたりを見渡すと、ただただ木が植えてあるというのではなく、雑木林のような雰囲気で、その間を流れる小川は湿地帯の池を思わせるような佇まいを見せてくれた。
魚やアメンボもいるし、朽ちた木の下には、アメリカザリガニの姿も見えた。
まさに自然そのものだった。忘れちゃいけない、ここは貯水槽の上なのだ。
まさに”空中庭園”なのだ。建物の上でここまでできるのだ。
出迎えるのは水道局の キャラクター「すいてきくん」 |
今月は特別…? |
この公苑の隣には、東京都水道歴史館というものがある。入場無料が嬉しい。入館すると、さらに今月は水道月間ということで、入館するだけでプレゼントがあるという。
ストラップとかキーホルダーとか選べるというので、そのうちマグカップをいただくことにした。
ずいぶんな大盤振る舞いだ。
無料の施設ではあるけど、これがまた展示施設はなかなか凝っていて、結構楽しく見学することができた。
木製の水道管とダミー |
なかでも、玉川上水完成までの経緯を、人形劇風に紹介している「玉川上水ものがたり」はおもしろかった。
以前から江戸の上水道は、世界的に見ても、進んだ施設であったということは聞いたことがあったが、江戸時代から使われていた木製の水道管や上水井戸といった実物を見ると、それを改めて実感させられる。