596 頑張ってるということ

定点観察

自分がどんなに頑張っているかをあらわすということは意外と難しい。頑張ってることを客観的にわかってもらうには?例えば、帰宅時間がいつも深夜0時を回るとか、昼飯も取れないというように、外から見てもわかるようなことを言ってみるとか、「疲れた」とか「大変」とか、文字通り「忙しい」という言葉を連発してみたりするなんてことも、常套手段。◆でも、そんなこと、周りに知ってもらって何になるのだろう?って、ちょっと考えてみる。自分の努力や頑張りが報われないと感じているからなのかも知れないという仮説をたててみる。「ぼくはこんなに頑張ってるんですよ、それなのに、なぜ気づかないの?」という気持ちが根底にあって、それをアピールするために、そういうことを言ってしまう・・・でも、言われた方は、たいていは聞き飽きてるものだから、期待した反応が返ってこず、何度も繰り返す悲しい結果に。◆「本当に」頑張っている人は実はそういうことを言わない人なんじゃないか?そして本当に疲れたのであれば、ちゃんと休むなりペースを落とすなりするんだと思う。それもできないで、黙々と頑張ればいいか?それも違う。その結果、過労死とか別の病気になったりするんじゃ、何のためのがんばりだろう?自分のことは自分で守らないと。わかってはいても難しいことのひとつ。

Posted by ろん