323　二人の生きざまを見た・・・

2001年3月18日（日曜日）定点観察

先を越された !? 会場内は当然撮影禁止なので、 入口にて撮影。 それにしてもすごい人！ 久々登場、ダミー氏 （江戸東京博物館前にて）

　鑑真和上展が上野の東京都美術館で今月25日まで開催されている。あまりこういったことに興味はかなったのだが、なぜか行かないと後悔しそうな気分になり、開場時刻とほぼ同時に着くように向かった。それにしてもすごい人。開場直後だというのに、入場制限がかけられていた。
　さて、肝心の鑑真和上だが、歴史の教科書に載っているとおり、仏教を広めるために、日本に向かうものの、何度も失敗し、やっと日本に着いたときには、最初の渡航からなんと12年後、度重なる渡航の影響からか失明もしてしまったことは、あまりにも有名な話。ここまで彼を駆り立てるものは何だったのだろう。そのパワーの源は・・・？
　彼の表情（像）は、穏やかで、決して何事にも動じない雰囲気を醸し出していた。なんだろう。像なのに、彼がまるで乗り移っているかのような・・・

　そのあと向かったのが、江戸東京博物館（両国）。「蕪村～その二つの世界」と銘打った企画展の招待券を持参。彼は俳人としての姿は非常に有名だが、絵師としての蕪村にスポットを当てている。すごい数の作品が並ぶ。これも、どこにそんなパワーがあったのだろうと思うくらい、緻密であったり大胆であったり、見る者を飽きさせない作品が並ぶ。

午後からは、東急ハンズ主催の「第17回
ハンズ大賞」を渋谷まで見に行く。　・・・今日は、ちょっと疲れたな・・・