8027 展覧会「静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝」

博物館・展覧会,芸術・デザイン

静嘉堂文庫美術館
静嘉堂文庫美術館

丸の内にある静嘉堂文庫美術館で開催中の展覧会「静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝」を鑑賞。

2022年10月にオープンしたこちらの美術館へは、初めての訪問だ。

この美術館の所蔵する国宝や重要文化財、重要美術品などを一挙公開という展覧会。

はじめの章では、岩崎家(静嘉堂)の所蔵作品から万博に出品された作品を紹介。

初めて館内へ…
初めて館内へ…
静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝
静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝
野口幽谷《菊鶏図屏風(左隻)》
野口幽谷《菊鶏図屏風(左隻)》

野口幽谷《菊鶏図屏風》1895年(明治28年)

1895年(明治28年)平安遷都1100年記念事業と合わせて開催された第四回内国勧業博覧会に出品した作品だそう。

その後、日英同盟の継続と友好強化を目的とした2国間のみの博覧会である日英博覧会にも出品している。

とても力強さを感じる作品。

パリ万国博覧会にも出品
パリ万国博覧会にも出品

大阪万博ではいくつかの水墨画がが展示されていたよう。

現在ではあまり展示されるような気がしないが、これも時代の違い…だろうか。

修復されて初公開された作品も多かった。

修理についての解説
修理についての解説
修理後初公開
修理後初公開

後半は現在重要文化財で、”未来の国宝”となるのではないかとされる作品を紹介。

水墨画のことはよくはわからないが、超絶技巧的なところはあまりないから、どのあたりが”すごい”のだろう…と思ってしまう。

ただ、よく見ると、ところどころに、人物が描かれていて、それぞれに物語を感じさせるところがある。故事をモチーフにしているそうだから、それを知るともっと楽しめるのだろう。

式部輝忠《四季山水図屏風(右隻)》室町時代
式部輝忠《四季山水図屏風(右隻)》室町時代
よく見ると…
よく見ると…

展示されている作品はどれも写真撮影が可能であったが、ほとんど唯一と言っていい写真撮影不可の作品が《曜変天目茶碗》だった。

とても小さな作品ではあったが、国宝というだけあって、絵柄といい色味といいその存在感は抜群だった。

Posted by ろん