8018 展覧会「現代鳥獣戯画 展」

郷さくら美術館で開催中の展覧会「現代鳥獣戯画展」を鑑賞。
鳥獣戯画展に見られるように、日本画のなかでも動物画は大きなジャンルのひとつとして進化してきた。
本展では、「鳥獣戯画」の世界を再解釈した「現代鳥獣戯画」として、伝統的な日本画の技法で描かれた動物画を紹介している。
いつものように全作品が撮影可能だが、そのうち気になった作品の一部を紹介する。
郷さくら美術館の依頼によって制作された全5作からなる連作「戯画シリーズ」から。

竹内浩一《戯画猿来迎》2003年
来迎とは、阿弥陀三尊が二十五菩薩とともに雲に乗り、死者を迎えて極楽浄土へ導くことだそうだが、この作品では、なぜか猿になっている。
みんなどこか強い意志を持っているような表情をしている。
竹内浩一《戯画女郎蜘蛛とねこ》2005年
鼠には目もくれず、女郎蜘蛛と戯れる猫の姿。
この蜘蛛と猫の組み合わせが、なんだかミステリアスな雰囲気を感じる。
左下には、鼠がいるのだけど、どうやらこの鼠には目もくれず、女郎蜘蛛が気になるみたい。
鼠には目もくれず、女郎蜘蛛と戯れる猫の姿。
この蜘蛛と猫の組み合わせが、なんだかミステリアスな雰囲気を感じる。
左下には、鼠がいるのだけど、どうやらこの鼠には目もくれず、女郎蜘蛛が気になるみたい。

竹内浩一《戯画雨中鯰遊図》2004年
これまたなんとも不思議な作品。スッポンに集まる鯰たち。
画面の外に飛び出そうとする兎…解説によれば、雨に喜ぶスッポン・鯰と、雨を避けようとするうさぎの姿を対照的に描いたのだそう。

竹内浩一《戯画釣名人》2009年
魚釣りをする猿の背後に、おこぼれを狙うサギの姿(サギに注意)。
画面左側にモヤッとしたものが写っているが、これは、馬の後ろ足で「馬耳東風」を象徴しているという。

平子真理《Monkey Race》2010年
ダチョウに戯れる子猿たち。彼ら?の表情がとてもいい。
迷惑そうなダチョウたちも「仕方ないなぁ」と思ってそう。
野地美樹子《影綴り》2015年
これまでもこちらの美術館で何点か彼女の作品を鑑賞してきたが、こちらも繊細で透明感のある風景を感じる。
キタキツネの表情はどこか穏やかで、真冬ではあるけど日差しの暖かさを感じる。
これまでもこちらの美術館で何点か彼女の作品を鑑賞してきたが、こちらも繊細で透明感のある風景を感じる。
キタキツネの表情はどこか穏やかで、真冬ではあるけど日差しの暖かさを感じる。
絹谷香菜子《旅にでるものたち一夜桜Leopardー》2014年
桜の舞うなかをこちらに向かってくるヒョウを真正面から描いている。
作者は「強い意志で前進しようとしている人を思いながら、自分自身もそうなりたいと願いなから、動物の姿に人を重ねて描いている」という。
瞳をよく見ると桜の木が映っていた。
桜の舞うなかをこちらに向かってくるヒョウを真正面から描いている。
作者は「強い意志で前進しようとしている人を思いながら、自分自身もそうなりたいと願いなから、動物の姿に人を重ねて描いている」という。
瞳をよく見ると桜の木が映っていた。









