7890 2025年少し早めの夏休み(2日目)

昨日はなんとか天気はもったが、今日は朝から雨が降ったり止んだりといったあいにくの天気。
展覧会「藤田嗣治 猫のいる風景 -かたわらの動物たち-」を鑑賞。
藤田といえば、乳白色か猫かというくらい、彼を印象付ける存在だ。
そんな彼が描いた猫が登場する作品を紹介している。
最初は脇役だったのに、猫ばかり集めた版画集まで作ってしまうほどだから、猫に対する思い入れの強さを感じる。
自分はどちらかといえば”犬派”なので、フジタが犬についてはどう思ってたのか、ちょっと気になったが、犬も大切な存在であったらしい。
「私も犬は非常に好きだ。それだけに犬の死を考へると淋しくてならぬ。普段仕事が忙しくて充分の世話を焼けぬ私は、殺すまいとして飼う氣になれないのである」。
なんてことも言っていたようだ。気持ちはわかる。
美術館を出ると、ものすごい雨が降っていた。
続いて訪れたのが「軽井沢絵本の森美術館」。
こちらは初めて訪れるところ。
絵本の歴史についての紹介が興味深かった。
本が大人のものでしかなかった時代、チェコ出身の教育学者コメニウスは、子どもが物事を理解するためには「絵」が効果的であると考え、すべてのページに絵の入った本をドイツで出版する。
これが、絵本の始祖ともいえる「世界図絵」(1685年)で、その後、ヨーロッパ各地で翻訳され、ベストセラーとなったそうだ。
これは今でも出版されていて、日本語版もちょっと見てみたが、百科事典みたいな感じだった。
項目を見ると…神、世界、天空、火、空気、水、雲、大地…と続く。
当時の世界観が垣間見えておもしろい。
第2展示館では「イソップ童話とどうぶつ絵本」という企画展をやっていて、「イソップ物語 13のおはなし」という絵本に登場する動物を中心に、物語とともに紹介している。
イソップ物語は、なんとなく知っているが、あらためて読むと、考えさせられるものから、身も蓋もないことまで、さまざまあっておもしろい。
まず、エルツとは、ドイツとチェコの国境付近の山岳地域のこと。
鉱業が発展した地域だったが徐々に衰退していく。
そして、鉱山で使われていた水力砕鉱機を「ろくろ」として再利用し、木工品作りが発展。
その後、18世紀には木工業が地域の主要産業となったとのこと。
「シュヴィップボーゲン」、「クリスマスピラミッド」、「パイプ人形」、「くるみ割り人形」など、ドイツでおなじみのおもちゃの由来などの紹介は、どれも知らなかったことばかりだった。
ほとんど人がいなかったので、いろいろなおもちゃが体験できるコーナーで遊んでいる。
なにげなくいじり始めると、ついハマってしまうのは、子どもも同じなんだろうな…と実感。











