7734 Sony Park 展 2025
先月26日、Ginza Sony Parkが3年の工事を経て、グランドオープン。
そのオープニングイベントとして開催中の「Sony Park 展 2025」の見学のためにやってきた。
工事中イベントの時に見に来て以来だ。
その時と同じく、鑑賞には事前予約は必須だった。
まず鑑賞したのは、4Fフロアの「ファイナンスは、詩だ」のコーナーで、羊文学のプログラム。
最近の音楽はほとんど知らないので、と聞いて、そもそもこれがアーティスト名だともわからなかった。
3人組の人気ロックバンドだそう。
ジャンルとしたら、”オルタナティブ・ロック・バンド”らしい。
オルタナティブは、商業主義の”代替”という意味らしく、時代の流れに捕われない普遍的なものを追い求める内容を指しているようだ。
真っ暗な空間でプログラム開始を待つ。

当然初めて聴いたが、彼らの音楽と、視界いっぱいに広がったスクリーンと水面に文字で波や海を表現され、彼らの世界観を体感することができた。
羊文学のボーカル、塩塚 モエカの語りと音楽で、言葉の大切さをあらためて感じさせられた。

最後に、まるで水たまりを歩いているかのような特殊な演出がある通路を歩いて出てきた。
ちゃんと試してみたかったが、立ち止まらないで…という注意喚起で通り抜ける感じになってしまった。
続いて、3Fの「半導体は、SFだ。」のコーナーは、YOASOBIによるプログラム。
彼らは名前こそ知っているが、曲はほとんど知らない。
聴いたことはあるかもしれないが、それが彼らの曲だとは分かってないのかもしれない。

まず入口の端末で、簡単な質問と心拍を計測をして、それに合わせたオブジェクトが生成される。
それを、QRコードで読み取ることができる。
それにしても、こういった場では、いつも心拍数の上がり方はすごい。
無意識にテンションが上がってるのか…けっこう身体への負担が大きそうだ。
会場に入ると、参加者のオプジェクトが映し出されていて、自分のを探したりしているうちに、YOASOBIのが音楽が流れ始める。
音楽と心音と共鳴することで、床全体の振動して、YOASOBIの世界観に入り込む感じ。


19時の閉館時間が迫る。
あと5分しかないのだけど、最後の展示のあるB2Fへ。
こちらは、Vaundyのプログラム。

シンガーソングライターVaundyがキュレーションした、”音楽の地層”というコンセプト。
入口で貸し出してもらったヘッドホンを、タイトルの書かれたジャックに差し込むと、その音楽が流れるという仕組み。
Vaundyが選曲した約200曲を聴くことができる。
そして、ダンボールで作られた”地層”には、レコードや、カセットテープなどが挟み込まれている。
ソニーだから、もちろんそこには、ウォークマンなどもある。