7733 お金を使いたくて仕方がない?

昨日歩いた道路の、ガードレール(ガードパイプ)が新しくなっていることに気がついた。
ちょっと前まで車道と歩道のあいだの工事をしていたのは、これだったのか。
このガードパイプは、都内で見られるそれと違って、中央付近に色がつけられたパイプが縦に入っている。

これは、東京都港区が2017年に策定したシティプロモーションシンボルマークが元になっているようだ。のれんをイメージしたもので、港区の広報活動のときなどで使われている。
それをガードパイプのデザインに用いるのはいいとしても、こんな凝った意匠にする必要があるだろうか?
汎用的なものにすればコストは抑えらえるなんて、誰でもわかりそうなものなのに、あえて独自にする意味はいったいどこにあるのだろう。
このあたりを指摘している記事もあった。
安全性が増すわけでもなく、シンボルマークを盛り込むだけに相場の6倍のコストを掛ける…
自分には、こんなところにお金を使う合理的な意味が考えつかない。
まさかとは思うが、港区はお金を使わずにはいられない自治体なのか…。
どうしたらお金を使えるのかを考えていて、ガードパイプはそのひとつの答えなのだろうか…。