7646 ART IN THE PARK(工事中)

博物館・展覧会,建築・都市,芸術・デザイン

Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)は、2025年1月のグランドオープンに向けて工事中だ。

そんな工事中の建物を、一時的に開放してアートで彩るイベントが開催されているのを、おととい東急プラザ銀座を見に来たとき知った。

また来てしまった
また来てしまった
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
地下通路から
地下通路から

この「ART IN THE PARK(工事中)」という企画が、2024年12月1日までの期間限定ということだったので、すぐに見に来くることにしたのだ。

会場へは地上から向かったが、出入口は地下にあった。

撮影は原則自由であることや、建物は工事中のため立ち入り禁止の場所もあることなどの説明があって、会場内へ。

出入口は地下
出入口は地下
会場へ
会場へ

まず目に留まったのは、玉山拓郎による赤と緑の梯子のようなインスタレーション。

弧を描く不思議な空間
弧を描く不思議な空間
地下通路が見える
地下通路が見える
パンフレットでイメージが掴めた
パンフレットでイメージが掴めた

最初、どういった意味があるんだろう?とよくわかってなかった。

あらためて、入口でもらったパンフレットを見て、オレンジと緑の線を見て、ようやく意味が分かってきた。

これらがフロアをぶち抜いているということなのだ。

だから、それらの角度は他のフロアから続いた状態になっている。

地下1階
地下1階
階段で上のフロアへ
階段で上のフロアへ

エレベーターでも上がれるが、階段で上がると連続して変化を確認することができる。1階に着いた。

1階へ
1階へ
完成後はここがエントランスになるのだろう
完成後はここがエントランスになるのだろう

”工事中”ということで、まだ何もないが、数寄屋橋交差点に面したここがメインエントランスとなるのだろう。

グランドオープンの時のは、大きく雰囲気が変わるのだろうか?

幅の広い階段を上る。

おもしろい企画だ
おもしろい企画だ
ぐるっと回って…
ぐるっと回って…

階段の途中からは、地下から続いてきた赤い帯の意味がわかりやすい状態で見えた。

同じ角度で弧を描く
同じ角度で弧を描く
緑の帯も下から同じ角度で…(地下1階)
緑の帯も下から同じ角度で…(地下1階)

見慣れない方向から見る数寄屋橋交差点は、ちょっと新鮮。隣のエルメスのガラスブロックのビルもよく見える。

エルメス入口のオブジェに赤色が反射している。

数寄屋橋交差点がよく見える
数寄屋橋交差点がよく見える
隣のエルメスもよく見える
隣のエルメスもよく見える

階段でも上がれるのはここまで。3階と4階はエレベーターのみで行くことができる。

まず4階まで上る。

4階は山口幸士の花畑をモチーフにした幻想的な作品。

4階の展示風景
4階の展示風景
山口幸士の作品
山口幸士の作品

3階は、SHUN SUDOによる作品。

世界中を放浪しながら、作品を作り続けているそうだ。

ボタンみたいな穴があるな…と思ったら、ボタンのよう。

3階の展示風景
3階の展示風景
本当に工事中
本当に工事中

工事中だからこそ見られるインスタレーションとの組み合わせは、非日常感でいっぱいだった。そしてなにより、お客さんが少なく、じっくり鑑賞できたのも良かった。

たまたま気づいたからよかったが、気づかず見落としてしまったイベントってきっとたくさんあるんだろうなぁ…なんて思ってしまった。

Posted by ろん