7671 日本最古の国産鉄橋を渡る
八幡橋(旧弾正橋)は、現存する日本でもっとも古い鉄橋だ。
以前見に来たのはもう20年くらい前だったと思うが、あらためて、じっくり見にきた。
最寄りは門前仲町駅。
地下鉄出入口からすぐのところに、八幡橋(旧弾正橋)の案内がある。
富岡八幡宮をぐるっと裏手に回った感じのところに、八幡橋(旧弾正橋)がある。
かつて、東京市京橋区(現・中央区)の楓川に架かっていたが、廃橋となって、現在の場所に移ってきたそう。
ここは移設当時は運河だったそうだが、その後埋め立てられたとのこと。

見れば見るほど、複雑な作りをしていることがわかる。
これくらいの距離の橋をいま作るとしたら相当あっさりした感じになるだろう。

八幡橋のすぐ近くに、使われていない橋が置かれていた。
解説によれば、これは”旧新田橋”で、大正時代に木場で医師をしていた新田清三郎さんが、不慮の事故で亡くなった夫人の霊を慰める「橋供養」の意味を込め、近所の多くの人たちと協力して架けられた橋だそう。
もともとこの橋には、別の名前がついていたが、人望の厚かった彼の名前で呼ばれるようになったらしい。
新田橋は、木場駅からすぐのところにあるようだ。
橋の下からは直接上がれることができないので、ぐるっと回る。
近くで見ると、より複雑な構造であることがよくわかる。鋳鉄や錬鉄などの意味とか特徴とか調べはじめるとキリがないが、とても興味深い分野だ。
八幡橋(旧弾正橋)は、国の重要文化財にも指定され、とても価値の高い橋ではある一方、かなり多くの人たちが利用しているようで、生活に溶け込んだ橋でもあった。








