7445 工事後の南砂町駅の様子
先日2日間にわたって運休しての工事によって、東京メトロ東西線南砂町駅の様子はだいぶ変わったはずなので、ちょっと見に行ってきた。
西船橋方面はまだ大規模な工事に着手していないので、特に変化は見られなかったが、ホームの仮囲いが目立っていて、ホームの幅も狭くなっていた。
今回の工事では、中野方面行のホームと線路を新設しているため、見かけ上のホームの幅は広がったことにはなる。
でも、その大部分は仮囲いで覆われていて、両方面の乗り場を行き来できる通路は、3か所だけ開いているといった感じになっていた。
ところどころで、この間まで使われていた線路が見えるように、透明になっている仮囲いがあって、そこからこちらに向かう列車の様子が見えた。
まっすぐこちらに向かったあと、ホーム進入直前で右手に進路を変えているのがわかった。
新しくできたホームと線路を見てみる。
到着したのは朝の7時過ぎくらいだったが、もうこの時間でも混雑がすごい。
乗る人ばかりではなく、降りる人もけっこう多い。
巨大な空調のダクトが目立つのと、トンネルの上部に、大きな開口部ができていた。
資材の出し入れをする場所なのだろうか?
ホームから改札口のある地下1階へ。
今回の工事で出入口も一新された。
トイレも当然きれいだ。
これまでの駅構内の状況からしたら、格段に広くなったが、人の流れの偏りができてしまっているらしく、何人もの係員が混雑していない方向へ誘導していた。
できてまだ1週間経ってないくらいだから、慣れるまではもう少し時間が掛かるかもしれない。
新しくなって一番印象的だったのは、この明るさ。
かなり浅いところに改札口を設けているおかげなのと、敷地の上に建物を設けなかった構造のおかげで、太陽の光が改札口まで届いている。他の地上にある駅よりもむしろ明るいくらい。
以前からあった1番出口を置き換える、新しい1番出口へは、長い通路を歩く。
周囲は仮囲いだらけだし、スマホの地図などを見ても、さすがに更新されていないから、このあたりの状況を知らない自分からすると、いま自分がどこにいるのか不安になる。
前回来たときは夜だったので、様子がわかりづらかったが、地下の工事でありながら、地上もかなり大規模な工事が進んでいるように見える。
出入口が西側に偏ったこともあって、ひとつの出入口に集中している感じになっていた。
ただ改札口が比較的浅いところにあるので、階段も短く、酷い混雑に放っていないようだった。
先週まで使用されていた出入口のところには、係員が立っていた。誤って来てしまう人への誘導だろうか。
こちらも、いずれリニューアルされて使用できるようになるのだろう。
工事前日に初めて訪れただけで、これまでまったく縁のなかった南砂町駅付近だが、こうして歩いてみると、いろいろと興味が出てくるところが見つかる。
またいずれ見に来ることになりそうだ。