[社会の窓]“思い出補正”でも無理かも…
昨日、久しぶりに国立競技場前のオリンピックシンボルマークのところまでやってきた。
こうして、オリンピックのシンボルマークを見ても、オリンピックの内容よりも、開催に至るまでのドタバタと、現在進行形で捜査が進んでいる贈収賄事件くらいしか思い出せない。
1964年の東京オリンピックは、いわゆる“思い出補正”を割り引いたとしてもプラスのイメージがある気がするが、2020年(2021年)の東京オリンピックは、どれだけ“思い出補正”を加えても、いい思い出がまったく出てこなさそうな気がする。
連日の談合や贈収賄の問題が話題に取り上げられてると、東京オリンピックが、すっかり日本の“黒歴史”にしかならないように思えてくる。
これが20年30年と時代が進めば「開催して良かった」と“思い出補正”が入るようになるのだろうか。
東京オリンピックの誘致に成功して喜んでいたかつての自分に、こういう結果が待っていることを教えてあげたい。