[社会の窓]ワクワクしてくる商品
一昨日買った“ストラップフォン2”は、周囲の皆さんの反応は、僕の予想以上だった。
“キワモノ”としてではなく、立派な“商品”として高く評価しているように感じたのだ。
携帯電話に対しては以前から、いろいろな機能はいらないから、きちんと電話さえできればいいという需要がある。
けれど、実際には、新製品のほとんどがいわゆる多機能なスマートフォンであり、電話機能に徹した携帯電話機(というのも変だけど)の選択肢はほとんどない。
せいぜい、あまりにオーソドックスか、色違い程度しか選びようがない。
そんななかで、PHSではあるけど、世界最小最軽量の携帯端末という商品が目を惹くのは、実は当然の結果なのかもしれない。
この小さな小さな電話機を手にすると、特別な機能なんて何にも無いのに、なんだかワクワクしてくる。
ふと思ったのは、いま飽和状態の携帯電話市場で、海外メーカーに押され気味の日本メーカーでも、まだまだ打って出る余地はあるんじゃないかと。