6053 学校でやるべきことは…

人文・教育・思想,新型コロナウイルス,社会・政治・事件

今日こんなニュースを読んで、うーん…と思ってしまった。

さいたま市の市立校の児童・生徒約10万人が15日、医療従事者に感謝の意を示すため、教室などで一斉に拍手した。市教育委員会が計画し、各校に事前に通知していた。

もちろん、医療従事者に感謝の意を示すということを否定するものではない。

うーん…と思ってしまった
うーん…と思ってしまった

しかし、それを教育委員会が主導することは、結果として、子供たちに“強制”することにつながるわけで、そうなると違う気がするのだ。

新型コロナウイルス感染拡大と戦う人たちは、医療従事者ばかりではないし、感謝の意を示すのは拍手だけではない。

教育現場なら、強制するのではなく、どうやたら感謝の意を示せるか?について、考えて実践する機会にすべきではなかったか?

ただ教育委員会からの指示のもと、ただ一斉に拍手するようなやり方では、“形だけ”のように思えてしまって、子供たちへの教育につながる気がしない。

せっかくの学ぶチャンスを失ってしまった気がしてしまう。

Posted by ろん