[社会の窓]2020年を予見した色だったのかも…

今年1月24日の夜、真っ赤なイルミネーションに染まった東京タワーを見上げていた。
これまで見たことがなかった色だった。
さまざまな色を表現できる東京タワーのイルミネーションが、東京アラート(苦笑)の赤色になったのは、何かの因果だろうか。

このころは、その1週間ほど前に、国内で初めて感染者が確認されたばかりで、大きな話題となった、大型クルーズ船の入港の前だった。
この時点で、少し嫌な予感はしていたが、結果的に、嫌な予感は的中してしまった。
ふだん予想とか予感なんて、まったく当たらないのに。
あの日から、新型コロナウイルスに関連した記事を100回ほど取り上げることになったが、まさか、その後外出が制限されたうえに、ほとんど出社しない日々が始まるとか、マスク探しに奔走するとか、予想をはるかに超える出来事の連続だった。
果たして、来年はどうなるのだろう?